№2 手ぬぐいから「きものエプロン」を作る・型紙・試作1枚目

№1「きものエプロン」手作りの着物用お食事エプロン、カフェエプロン作り方に対して連絡フォームから「型紙」についてメッセージを頂きました。

(時々、こうしてご連絡を頂くことも有るのですが私自身もいろいろ勉強になるし、それによって記事への追記や新しい記事も書けてありがたい限りです)

しかし、紙に書いてご返事したのはいいのですが、実際作ってみてちょっと不足点や気付いた点などもありで、結果、試作の着物エプロンは2枚出来上がりました。

おかげさまで、理解と慣れとで短時間で作れるようになりました。これでもうプレゼントにも作れちゃう♪改めて、お問い合わせ下さった方へ感謝致します。ペコリ♪

「着物用のエプロン」を作ってみる・型紙 

さて、かのエプロンは頂いたものなので型紙は持ってはいないのです。で、作って下さったご本人にも電話で聞いてみましたが、これまた知り合いの出来上がり品を見て参考にし作ったとのことで、やはり型紙は持ってはいないとのこと。

なので、エプロンの出来上がり寸法をもとに、紙に書いて作ってみました。但しサイズはちょっと違います(書き漏れもアリ)私にとっては衿元の見返しとV字形衿が難所なのですが、これも経験?取りあえず試作品ということでまずはトライ(=゚ω゚)ノ

<きものエプロン・試作1枚目>

記載の衿元のV字は、U字に変更して裁断しました。使った生地は手ぬぐい(厚地の木綿)と余りギレ(木綿)プラ判の代わりにファイル。
手ぬぐいで「身頃と紐」余りギレで「衿元とその見返し分」を。両側がミミになってるのでラク。
本来はV字にするのでしょうが、見返しを付ける場合の綺麗な仕上げ方がわからず、縫いやすいU字に変更しています。

中表に合わせU字部分と両端を縫い合わせ(肩部分はワになってます。下は開いてます)Uのカーブが出やすいように小さく5カ所、縫い目を切らないように注意しながら切り込みを入れてます。

外表にひっくり返し、Uをアイロンで押さえ形成(ちょっと強引?いたって適当ザツなんですぅ)

ちなみに、頂いたエプロンはこのようにV字。見返しに布の継ぎがありますが、どのようにVにしてるのかよく分かりません。。(わかる人には簡単に分かるのでしょうね)
角に、三角に切った芯(ファイルの)を入れ込み、ズレないよう、そのキワあたりにミシンを。
身頃(手ぬぐいの巾そのまま)を見返しに挟み込み、両端(ミミ)を衿部分に合わせ折り込んで縫います。

紐を作り、同じく中に芯を入れズレないようミシン掛けを。
紐を付け、裾を三つ折りにし縫ったら出来上がり。

頂いたものと比較。全体的に若干巾を広めに出来ました。裾から紐付けの位置までの横幅は34センチ(手ぬぐいそのまま)全体の長さは81センチ。紐付けの位置から上(36、5センチ)へだんだん細くなってます。
まず、改善点として
  • 紐はもう少し短くても良さげ。
  • 衿元に向かって細くする部分はまっすぐ斜めに切るよりもカーブを描く方が体に沿いやすい。
  • やっぱりV字の方がいい。その場合、芯は三角の形が少し変わる。
他に・・紐の位置、はこれはお好みで(帯に挟める?帯締めに?)私は帯に挟める方がいいのでもう少し上に付けてもいいようです。
あとは長さも巾も好みですね。

これを踏まえてのもう1枚、次に続きます(型紙も作りました)
№3「きものエプロン」試作2枚目、手ぬぐいとハンカチで着物用の食事エプロン